レインメーカー、ドロップキック、ツームストンパイルドライバー、リバースネックブリーカー、レッドインク、ヘビーレイン、DID
■人物
2012年2月のIWGPヘビー級王座を史上2番目の若さ(当時24歳)で戴冠して以降、破竹の活躍を続け、プロレス界にカネの雨を降らせる男。それが「レインメーカー」ことオカダ・カズチカ。
金色に輝くガウンに身を包み、自身の顔が刷り込まれたレインメーカードルが舞い踊る入場シーンは新日本プロレス随一の華やかさを誇る。
191cmの恵まれた体格とずば抜けた運動神経に裏打ちされた、打点の高いドロップキックや、一撃必殺のレインメーカーは必見。
端正な顔立ち、唯一無二の存在感あふれる戦いは、プロレスに興味のなかった女性層の心をつかみ、『プ女子』ブームの立役者となった。
CMやイベント、バラエティー番組への出演も多く、テレビドラマでは本人役での出演オファーが絶えない。
●主な著書
・『オカダの部屋』2016年12月17日(イーストプレス)
・『人生に金の雨を降らせる黄金律(レインメーカールール)』2014年9月(ベースボールマガジン社)
●主なメディア出演
・2015年3月にテレビ朝日で放送された『ビートたけしのスポーツ大将~ナインティナインも参戦SP~』で北野暴流闘くんと対戦。惜しくも敗れるが俊足を披露した。
・2015年9月のドラマ『民王』(テレビ朝日)、2016年『99.9-刑事専門弁護士-』(TBS)に本人役で出演。
・2016年12月に発売された『龍が如く6 命の詩。』でゲームキャラクターとして登場。
・CM『カードファイト!! ヴァンガード』ではミラ・ジョボビッチと共演し、話題となった。
■オカダ・カズチカHISTORY
15歳の時にウルティモ・ドラゴンが校長を務める闘龍門に13期生として入門。04年8月29日(現地時間)、16歳の時に、メキシコ・アレナ・コリセオにおけるネグロ・ナバーロ戦でデビュー。12月に「ヤングドラゴン杯」を制覇する。07年7月22日、「ULTIMO DRAGON 20th ANNIVERSARY」にて獣神サンダー・ライガー、ミラノコレクションA.T.とトリオを結成。その試合後、闘龍門卒業と新日本プロレス入団をファンに報告。8月26日、後楽園ホールにおける内藤哲也戦でプレデビュー。08年4月12日、蓮田市総合市民体育館における石狩太一(現:タイチ)戦で本格デビューした。その後、金本浩二にケンカを売ったり、プロレスリング・ノアとの対抗戦を経験するなど、トップ戦線に食い込むべく奮闘。10年2月、無期限の海外武者修行へ出発。12年1月4日東京ドームで行なわれたYOSHI-HASHIとのダブル凱旋帰国マッチで完勝を収め、IWGPヘビー級王者・棚橋弘至へ挑戦表明。2月12日大阪で大方の予想を覆して棚橋を破り、第57代IWGP王者となった。同年8月、『G1 CLIMAX』に初出場。決勝戦でカール・アンダーソンを破り、最年少優勝記録を更新した。
14年8月10日西武ドームで行われた『G1 CLIMAX 24』優勝決定戦で、中邑真輔との激闘を制し、2度目のG1制覇を果たした。
15年7月5日大阪城ホールでAJスタイルズの持つIWGPヘビー級王座に挑戦し、最後はレインメーカーでAJを破り、第63代IWGPヘビー級王座に輝いた。
16年1月4日東京ドーム大会で、棚橋弘至を破り2度目の防衛に成功。
2月11日大阪府立体育会館大会で、後藤洋央紀を破り3度目の防衛に成功。
4月10日両国国技館大会・IWGPヘビー級選手権試合で、内藤哲也に敗れ、防衛に失敗するも、6月19日大阪城ホール大会で、内藤哲也を破り第65代IWGPヘビー級王者となる。
以降の防衛戦は、10月10日両国国技館大会・丸藤正道、17年1月4日東京ドーム大会・ケニー・オメガ、2月5日北海きたえーる大会・鈴木みのる、4月9日両国国技館大会・柴田勝頼、5月3日福岡国際センター大会・バッドラック・ファレ、6月11日大阪城ボール・ケニー・オメガ、7月1日アメリカ・ロングビーチ大会・Cody、10月9日両国国技館大会・Evil、18年1月4日東京ドーム大会・内藤哲也。
圧倒的な強さを誇り9連続防衛中である。